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【歯が無くなる!?】歯医者が伝える歯周病の危険性!

こんにちは!

名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科 院長の竜です。

 

みなさんは歯周病をご存知でしょうか?

「聞いたことはあるけど、どんな病気なのか詳しくはわからない」

「歯が抜けやすくなる病気のイメージ」

「テレビCMで歯周病って聞いたことあるだけ」

 

このよう、歯周病についてちゃんと知っている方は少ないと思います。

 

この記事では、歯科医師である私が、歯周病の怖さ、体への影響、将来の歯の状態、そして予防方法について詳しく解説します。

 

先に結論を書きますと、歯周病は、歯を失うだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす恐ろしい病気なのです。

 

多くの人が知らない、歯周病の怖さ

歯周病は、歯周組織(歯ぐき、歯槽骨、歯根膜)に細菌感染が起こる慢性炎症性疾患です。

 

初期症状はほとんどありませんが、進行すると歯周組織が破壊され、最終的には歯を失うことになります

 

日本人の歯を失う原因の第1位は歯周病(37%)となっており、歯周病罹患率は

15-24歳が20%

25-34歳で30%

35-44歳で40%

45-54歳は50%

55歳以上は55-60%

という割合

 

近年、歯周病と全身疾患との関連性が明らかになってきました。歯周病菌が血管内に侵入することで、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、早産などのリスクが高まると考えられています。

 

歯周病が体に及ぼす悪影響

糖尿病

歯周病は糖尿病の発症リスクを高め、血糖値のコントロールを悪化させる可能性があります。

 

心筋梗塞・脳梗塞

歯周病菌が血管内に入り込み、プラークを形成しやすくなり、動脈硬化や血栓形成を引き起こす可能性があります。

 

早産・低体重児出産:

妊娠中の歯周病は、早産や低体重児出産のリスクを高めることがわかっています。

 

誤嚥性肺炎

歯周病菌が誤嚥することで、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

 

認知症

歯周病菌が脳に入り込み、アルツハイマー病などの認知症の発症リスクを高める可能性があります。

 

将来の歯を失う恐怖

歯周病が進行するとどうなる?

歯周病は、初期段階では自覚症状がほとんどありませんが、放置すると歯を失うだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす恐ろしい病気です。

 

歯周病の進行段階と症状

歯周病は、進行段階によって症状が異なります。

 

1. 歯肉炎(初期の歯周病)

・歯ぐきに炎症が起こり、赤く腫れ、歯磨きで出血しやすくなります。

・自覚症状はほとんどありませんが、定期検診で発見することができます。

 

2. 中等度の歯周炎

・歯肉炎が悪化し、歯槽骨(歯を支える骨)が少しずつ破壊され始めます。

・歯ぐきがさらに腫れ、歯と歯の間の隙間が広がり、膿が出ることもあります。

・口臭がひどくなり、歯がグラグラし始めることもあります。

 

3. 重度の歯周病(歯槽膿漏)

・歯槽骨が半分以上破壊され、歯が大きくグラグラしたり、痛みを感じたりするようになります。

・重症化すると、歯が自然に抜け落ちたり、歯科治療が必要になる可能性があります。

 

最終的には歯を失い、入れ歯やインプラントが必要になる可能性があります

 

歯周病にならないために:誰でもできる予防策

定期的な歯科検診

歯周病は早期発見・早期治療が重要です。

3ヶ月~半年に1回の定期的な歯科検診を受けましょう。

 

毎日の歯磨き

歯垢やプラークをしっかりと除去することが重要です。

1日2回、2分以上かけて歯磨きをしましょう。

 

歯ブラシ

歯周病予防には、毛先の柔らかい歯ブラシがおすすめです。

ヘッドが小さめで、毛束が密着しているものを選びましょう。

 

歯間ブラシ

歯ブラシでは届かない歯間を清掃できます。

毎日1回、歯間ブラシを使用しましょう。

 

まとめ

歯周病は、歯を失うだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす恐ろしい病気です。

 

しかし、適切な予防策を講じることで、歯周病を防ぎ、健康な歯と体を守ることができます

まずは自分自身の歯が今どうなっているのか?を見てもらうためにも歯医者で検診を受けてみてください。

 

この記事を参考に、今日から歯周病予防を意識し、健康的な生活を送りましょう

 

 

名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科では「無料カウンセリング」を行なっています!

 

カウンセリングはご納得いただけるまで、何度でも無料で受けていただけるので治療を受けようか迷っている方は一度ご相談ください!