こんにちは!
名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科 院長の竜です。
虫歯が進行し、歯を抜かないといけなくなってしまったあなた!
ブリッジとインプラント、どっちにしようか迷っているんじゃないでしょうか?
今回はブリッジとインプラントのそれぞれの特徴を
比較・解説していきます!
目次
ブリッジとインプラントの違いは?
ブリッジ
抜けた歯の両隣の歯を土台にするために細く削って、その土台に橋をかけるようにして人工歯を被せます。
インプラント治療
インプラント体というネジのようなものを顎の骨に埋めた後、その上にアバットメントという接続部をつけて、そこに人工歯を装着します。
治療を受ける上での違いは?
◎ブリッジ
血が出るような外科手術は必要ないため、体への負担は少ないですが、両隣の歯を土台にするので、支えとなる歯の虫歯が進行しすぎている場合は、そもそも治療を受けることができません。
◎インプラント治療
外科手術が必要になるので、糖尿病や高血圧などの全身疾患がある方は、治療を受けれるかどうかを、担当医と相談してもらう必要があります。
糖尿病
インプラントの手術は、顎の骨にインプラント体を埋め込むために歯ぐきの切開などが必要になります。
免疫力が十分にある患者さんは、細菌に感染するリスクは少ないですが、糖尿病の方は免疫力が低下しているため、細菌に感染しやすく、術後に痛みや腫れ、発熱などの症状を引き起こす可能性が高まります。
高血圧
高血圧の方は、手術の際に緊張などで血圧が上がってしまう可能性があります。
それにより治療中に脳や心臓などに影響が出て、合併症を引き起こしてしまう可能性があります。
そのため、リラックスできるように「静脈内鎮静法」という麻酔を使用して手術を受けることで、血圧の上昇をコントロールする方法もあります。
糖尿病の方も高血圧の方も、薬で数値を基準値にコントロールできれば治療を受けられるので、
一度担当医や歯科医師と相談してみてください!
治療期間・費用・寿命の比較
治療期間
◎ブリッジ
土台となる両隣の歯を削ってから型を取り、
その型が完成して付けるまでに平均2〜3週間かかります。
歯を抜く必要がある場合は、抜歯した箇所の歯茎が元に戻ってから両隣の歯を削るので、歯茎が治るのを待つ期間として➕1〜2ヶ月かかります。
◎インプラント治療
まず、顎の骨に埋めたインプラント体と、顎の骨がしっかり結合するまでに、比較的早い人で2〜3ヶ月かかります。
その後に、「頭出し」という手術を行います。
これは、インプラント体の上部を歯茎から少し出して、人工歯を取り付ける基盤を作るために行います。
そしてその傷口が完治するまで1ヶ月ほど待ち、完治したら型を取ります。
型は約1〜2週間で完成します。
その後に人工歯を装着するので、全体を通して
最短で4ヶ月かかります。
費用
◎ブリッジ
保険適用内の場合、1本あたり3万円前後です。
ブリッジには最低3本必要なので、1本×3の値段がかかります。
見た目を自然な歯に近づけたい場合は、被せ物の種類を選ぶこともできますが、保険適用外のブリッジは高額になるので、要注意!
◎インプラント
自費治療のため、1本あたり平均30〜50万円です。
こちらは人工歯に使用する素材によるので、
金額の幅が大きくなっています。
寿命
定期的なメンテナンスをきちんと行うことを大前提とすると、平均寿命は
ブリッジ:約7〜8年
インプラント:15年以上
◎ブリッジ
保険適用内のブリッジは素材が金属のため、どうしても時間が経つにつれて変形してしまいます。
そこでケアを怠ってしまうと、歯茎とブリッジの隙間に虫歯ができてしまい、2〜3年しか持ちませんが、日々の歯磨きや、歯医者さんでメンテナンスをきちんとすることで、約7〜8年使用することができます。
◎インプラント
インプラントは、適切なケアを行えばインプラント体と骨の結合が強まるため、20年以上使用することができます。
ブリッジもインプラントも、寿命を伸ばしたい人は、日々の歯磨きだけでなく、定期的に歯医者さんでメンテナンスを受けてください!
以上、ブリッジとインプラントについてお話ししましたが、当院ではインプラントの無料相談もしておりますので、お気軽にお越しくださいませ!
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