こんにちは!
名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科 院長の竜です。
虫歯が進行してしまい、歯がボロボロで悩んでいるあなた!
インプラント治療というものを知っていますか?
この記事では、インプラント治療について解説します!
目次
インプラント治療ってなに?
インプラント治療
事故や歯周病、虫歯などによって歯を失ってしまった方、または生まれつき歯がない方のために、1本からすべての歯に対して行うことができる治療法です。
あごの骨にインプラント体というネジを埋め込むことで、失った歯の根っこを人工的に補い、その上に人工の歯を取り付けます。
顎の成長が止まった18歳以上であれば、年齢制限はなく治療を受けることができます。
痛くないの?
インプラント治療は外科手術ですが、局所麻酔を使用するため、手術中は痛みを感じることはほとんどありません。
また、あごの骨自体に痛みを感じる神経がない(インプラントを埋め込む部分に痛みを感じる神経が存在しない)ため、インプラント治療後、あごの骨に痛みを感じることは通常ありません。
ただし、麻酔の効きには個人差があり、麻酔が切れた後や抜糸の際、骨造成手術後などは痛みを感じる場合があります。
他にもこんな治療があります
入れ歯
入れ歯は、失った歯の代わりに使う取り外しできる歯のことです。
メリット
・取り外し式でお手入れが簡単です。
・手術の必要がなく、1〜3ヶ月と治療期間が短く済みます。
・保険が適用されます。
・外科手術が不要で全身疾患がある方、または骨が痩せて少ないケースにも対応できます。
デメリット
・話したり食べたりするときに外れることがあります。
・口の中に異物感が強く、違和感を感じることがあります。
・毎日のお手入れが必要です。
・平均で1~2年で作り替える必要があります。
1本あたりの費用の相場
5,000~13,000円
ブリッジ
ブリッジ治療は、失われた歯の両隣の歯を削って土台にし、その上に人工の歯を橋のように架ける治療法です。
メリット
・手術の必要がなく、1〜3ヶ月と治療期間が短く済みます。
・入れ歯よりも強度があり、比較的長持ちします。
・金具を使用しないため、異物感がありません。
・保険適用内の素材であれば、治療に掛かる費用を抑えられます。
デメリット
・両隣の歯を削るため、他の歯にも負担がかかります。
・歯と歯肉の間に隙間ができやすく、歯周病の原因になる可能性があります。
・保険適用外の素材を使用する場合は、高額になることがあります。
欠損歯1本あたりの費用の相場(保険適用内)
20,000~33,000円
インプラント治療のメリット・デメリット
メリット
自分の歯のように使える
インプラントは、噛む力が天然の歯とあまり変わらないため、ストレスなく食事をとることができます。
また、歯磨きなども、他の歯と一緒に歯ブラシやフロスを使うだけで済みます。
見た目が綺麗
本来の歯と見分けがつきにくい美しい仕上がりになります。
健康な歯を傷つけない
周りの歯を削る必要がないので、健康な歯を長持ちさせられます。
デメリット
高額な治療費
健康保険が効かないため、全額自己負担となります。
治療期間が長い
治療期間は約4~6ヶ月と、他の治療法に比べて長くなります。
手術が必要
麻酔が必要な手術のため、身体の状態によっては受けられない場合があります。
定期的なメンテナンスが必要
治療後も定期的な検診が必要です。
どんな手術をするの?
治療前
インプラント治療は、外科手術が必要なため、治療を受ける前にいくつかのステップを踏みます。
①カウンセリング
歯の状態や全身の状態などを確認し、治療の説明を受けます。
②術前検査
CT検査や血液検査などを行い、治療計画を立てます。
あごの骨の状態を詳しく調べ、安全で確実な手術を行うために重要な検査です。
③治療計画の説明
医師から治療期間や費用など、具体的な治療計画の説明を受けます。
手術
インプラント手術には、麻酔方法や手術方法にいくつかの種類があります。
◎麻酔方法
局所麻酔
一般的な歯科治療と同様、手術部位を麻痺させる方法です。
静脈内鎮静法
緊張や不安を和らげ、リラックスした状態で手術を受けられる方法です。
◎手術方法
1回法
インプラント体(歯茎に埋めるネジ)とアバットメント(人工歯をつける土台)を同時に埋め込む方法です。
あごの骨の状態が良好な場合に選択されます。
2回法
インプラント体(歯茎に埋めるネジ)を埋め込んだ後、数ヶ月後にアバットメント(人工歯をつける土台)を取り付ける方法です。
あごの骨の状態が良くない場合や、骨の再生を促したい場合に選択されます。
◎手術時間
1本あたりの手術時間は、5分~15分程度ですが、仮歯の調整などを含めると約1時間かかることもあります。
治療後(メンテナンス)
インプラントは人工歯のため、虫歯にはなりません。
ですが、メンテナンスを怠るとインプラント自体を失ってしまうこともあります。
特にインプラント歯周炎には要注意です。
インプラント歯周炎になると、インプラントが埋め込まれている歯茎やあごの骨が傷んでいき、放置しておくと、最終的にインプラントが抜け落ちてしまいます。
家での歯磨きでは、歯垢が溜まりやすい歯の隙間や奥歯、歯と歯茎の境目などは入念に磨いてください。
また、定期的に歯医者で検診を受けましょう。
ご自身では届かない場所のケアは、歯医者で歯のクリーニングを受けてください。
インプラントは人口歯なので、神経が通っておらず異変に気づきにくいです。
インプラントがグラグラしてきたり、膿が出てきてからでは手遅れなので、ケアを怠らないようにしましょう。
金額
1本(素材費用)
相場は約30万円から40万円です。
当院は下記になります。
※すべて税込
※インプラント治療に伴う治療や上部構造(人工歯など)料すべて込み
注意していただきたいのが、院によってはインプラント体だけでの金額表記のみ、CT検査や人口歯は別途費用がかかってくる場合もあるので、それらを含めて合計金額がいくらになるかを調べておきましょう。
当院ではインプラントの無料相談もしておりますので、お気軽にお越しくださいませ!
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