こんにちは！名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科 院長の竜です。
近年、注目を集めている「オールオン4」。
従来のインプラント治療との違いやメリット・デメリットについて、多くの方が疑問に思っているのではないでしょうか。
今回の記事では、オールオン4と通常のインプラントの一番大きな違いである「負担の少なさ」について詳しく解説します。
目次
体への負担
手術の回数と時間
通常のインプラント治療では、失った歯の本数と同じ数もしくは、それよりも少し少ないインプラントを埋め込むため、多くの場合、複数回の外科手術が必要です。
一方、オールオン4は片顎4本のインプラントで支えるため手術の回数は1回のみで済み、手術時間も短くなります。
骨がある場所に特殊な長いインプラントを傾斜して埋入するので、不要な骨移植も必要ないですし、多数本のインプラントも必要ないです。
一般的に、顔の前方の骨質は後方の骨質に比べて良いといわれているので4本で力学的に充分なのです。
その結果、術後の腫れや痛みも軽減され、体への負担が大幅に抑えられます。
骨造成手術
顎の骨が十分でない場合は、インプラントを埋める前に骨造成手術が必要となる場合があります。
・ソケットリフト法
上顎の骨の再生手術の術式のひとつで、口腔内から小さく穴をあけ、上顎洞の中の膜を剥がし、その膜を破れないように持ち上げて隙間を作り、骨移植や再生療法などで骨を誘導する治療法です。
上顎の奥歯のインプラント治療を行う際に十分な長さのインプラントを埋入するだけの垂直的な骨の高さが得られない( 高さが5㎜ 〜10㎜)場合に行います。
・サイナスリフト法
骨移植や再生療法などで骨を誘導する治療法です。上顎洞底部から歯槽骨の先までの垂直的な骨の量が非常に少ない（5㎜に満たない）場合に用います。
上の二つの骨造成手術は、追加的な切開や治療期間が必要となるため、患者さんの負担が大きくなります。
オールオン4は、骨造成手術なしで治療できる症例が多いのもメリットの一つです。
費用の負担
インプラントを埋入する本数が少ない
通常のインプラント治療では、失った歯の本数と同じ数、もしくはそれよりも少し少ないインプラントの本数が必要となります。
一方、オールオン4は片顎4本のインプラントで支えるため、必要なインプラントの本数が大幅に少なくなります。
インプラント本体の費用だけでなく、手術費用やメンテナンス費用も少なくなるため、トータルコストを抑えることができます。
治療と通院の回数が少ない
手術の回数や骨造成手術の必要性がないため、オールオン4の方が治療期間が短くなります。
またオールオン4は特殊な設備と高い技術力が要求されますが、抜歯、インプラント手術、印象、仮歯装着まで一日中で完了します。
基本的に手術は1回だけですので、歯科医院への通院回数が減るとともに費用も安く抑えられます。
治療期間が短縮されることで、仮歯や入れ歯を使用する期間が短くなり、審美面や食事の面でのストレスも軽減できます。
医療費控除、デンタルローンで負担を軽減できる
医療費控除に関しては、こちらの記事で紹介していますので参考にしてください！
医療費控除は難しくわかりづらいですが、「医療費控除シミュレーション」を使えば簡単にお支払いに関するシミュレーションができますよ！
もちろん、デンタルローンも利用できます。
利用できれば治療費用を分割にでき、1回の支払い負担を軽減可能です。
分割払いを希望されるなら、デンタルローンの利用も視野に入れてみてください。
All-on-4の症例
名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科で実際にAll-on-4治療を行った患者様の、Before Afterをご紹介します。
相談に来られた際は歯の状態も悪くなっており、患者様のお悩みとして
・歯がグラグラで食事で好きなものが食べれない
・見栄えが悪く人前で口を開けたくなかった
この2つが大きな悩みとなっていました。
そんなお悩みもAll-on-4なら、たったの1日で解決できてしまいます！
手術後すぐには、なんでも食べれるわけではありませんが、数日後には好きなものを食べれるようになります。
まとめ
オールオン4は、手術の負担や費用、治療期間を大幅に軽減できる画期的なインプラント治療法です。
ただし、すべての患者さんに適しているわけではありません。
オールオン4が適しているかどうかは、歯科医師による診査診断が必要ですので、インプラント治療を検討されている方は、ぜひお近くの歯科医院にご相談ください。
名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科では「無料カウンセリング」を行なっています！
カウンセリングはご納得いただけるまで、何度でも無料で受けていただけるので治療を受けようか迷っている方は一度ご相談ください！
