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マウスピース矯正で失敗しないために知っておくべきこと

  • 矯正

こんにちは!

名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科 院長の竜です。

 

「マウスピース矯正って、本当に自分に合うのかな?」

「失敗したらどうしよう…」

 

そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

マウスピース矯正は、手軽で目立ちにくい矯正方法として人気ですが、一方で、失敗してしまうケースもゼロではありません。

 

この記事では、マウスピース矯正で失敗してしまう原因や、失敗を防ぐための対策を歯科医師が解説します。

 

さらに、万が一失敗してしまった場合の対処法もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、マウスピース矯正への不安を解消してください。

 

マウスピース矯正で失敗する原因って?

 

 

マウスピース矯正で失敗してしまう原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。

 

原因①:無理な治療計画による失敗

歯根の露出

歯を動かす力が強すぎると、歯を支えている骨が痩せてしまい、歯根が露出してしまうことがあります。

 

後戻り

治療計画が不十分な場合、歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」が起こる可能性があります。

 

噛み合わせの悪化

口腔内のバランスを考慮せずに治療計画を立てると、噛み合わせが悪くなってしまうことがあります。

 

原因②:マウスピースの着用が不十分による失敗

マウスピース矯正は、1日20時間以上の装着が推奨されています。

装着時間が不足すると、以下の問題が起こる可能性があります。

 

治療効果が得られない

歯は骨に埋め込まれており、短時間で大きく動かすことはできません。

そのため、ゆっくりと時間をかけて移動させる必要があります。

 

マウスピースの装着が不十分だと、歯の動きが遅くなり、治療期間が長引くだけでなく、目標とした歯並びにならない可能性も高まります。

 

 

治療期間の長期化

歯が思うように動かないことで、歯科医師が計画していた治療計画通りに進めることができず、追加の治療が必要になるケースも考えられます。

 

歯の移動が遅れるため、当然ながら治療期間が長くなってしまいます。

治療期間が長引くということは、その分費用もかかってしまう可能性があることを意味します。

 

後戻りのリスクが高まる

歯が十分に定着する前に装着時間を短くしてしまうと、歯が元の位置に戻ろうとする力が強くなり、後戻りのリスクが高まります。

 

原因③:オーラルケア不足による失敗

虫歯・歯周病

マウスピースと歯の間に食べカスが残りやすく、虫歯や歯周病になりやすくなります。

 

また、マウスピースを装着していると、唾液の分泌量が減ることがあります。

唾液には自浄作用があり、口の中を清潔に保つ役割を果たしているため、分泌量が減ると虫歯や歯周病のリスクが高まります。

 

歯の変色

マウスピースを装着したまま、コーヒー、紅茶、ワインなどの着色のある飲み物を飲むと、歯の表面に色がつき、変色してしまうことがあります。

 

特に、マウスピースを外さずに長時間飲み物を含んでいると、変色のリスクが高まります。

 

マウスピース矯正で失敗しないための3つのポイント

 

 

マウスピース矯正を成功させるためには、以下の3つのポイントを意識することが大切です。

 

①信頼できる歯科医院を選ぶ

経験豊富な歯科医師

多くの症例を経験している歯科医師は、様々な歯並びの患者さんに対応できるノウハウを持っています。

豊富な経験に基づいて、正確な治療計画を立てることができるのでマウスピース矯正の失敗に繋がりにくいです。

 

丁寧なカウンセリング

歯並びの悩みや治療に関する不安を、歯科医師に直接相談することで、安心して治療を開始できます。

 

歯科医師から、治療内容や期間、費用などについて詳しく説明を受けることができますし、複数の治療法がある場合、自分のライフスタイルや予算に合わせて最適な治療法を選ぶことができます。

 

充実したアフターケア

治療後に問題が発生した場合でも、すぐに相談できる体制が整っていることが大切です。

 

②マウスピースの装着時間を守る

1日20時間以上

治療計画から外れてしまうと、矯正完了までの期間が延びるだけでなく、追加でマウスピースを作成したり、通院回数が増えてしまい不要な費用が発生してしまいます。

 

装着時間記録

マウスピース矯正は個人の判断で外すことができるというメリットはありますが、逆にデメリットでもあります。

 

装着時間を記録することで、自分の努力を可視化し、モチベーションを維持することができます。

 

 

マウスピース矯正で失敗してしまった場合の対処法

マウスピース矯正で失敗してしまったと感じたら、まずは担当の歯科医師に相談しましょう。

 

歯科医師は、あなたの状況に合わせて適切なアドバイスや治療方法を提案してくれます。

 

治療計画の再調整

歯型を再度スキャンし、治療計画を再調整してもらうことも可能です。

 

一番大切なのは、「なぜ失敗したのか?」の原因を突き止めて再発を防止することです。

 

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは、別の歯科医師に意見を求めることです。

 

矯正失敗の原因が自身ではなく、歯科医院側に可能性がある場合は、第三者目線で意見を聞ききましょう。

 

まとめ

マウスピース矯正は、歯科医師の経験や、患者さんの協力、そして丁寧な口腔ケアが重要です。

この記事を参考に、自分に合った歯科医院を選び、安心して治療を進めていきましょう。

 

この記事が、あなたのマウスピース矯正の成功に繋がれば幸いです。

 

クリニック情報

理事長・院長:竜 康弘
医院名:名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科
本院:あまファースト歯科
 
常勤医師:6名
歯科衛生士:20名
国際口腔インプラント学会認定医:2名
日本歯科麻酔学会認定医:1名
日本矯正歯科学会認定医:3名
 
住所:愛知県名古屋市中村区椿町15番10号 名駅三交ビル2階
診療時間:10:00~20:00(最終受付19:30)
休診日:日曜日、祝日