名古屋市の歯医者 名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科の医院ブログ

セカンドオピニオン・無料相談も対応

  • 052-414-6107

  • WEB予約
  • LINE予約

ブログ

Blog

【10年後に後悔】歯医者で歯の歯石取りやクリーニングは絶対にやるべき理由

こんにちは!

名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科 院長の竜です。

 

みなさん歯医者に行くことに対してこんな疑問はありませんか?

「毎日歯磨きしているのに、歯医者さんでのクリーニングって必要なの?」

「歯が痛くもないのに歯医者に行く必要あるの?」

 

多くの方が抱く疑問ですよね。

 

結論、毎日歯磨きをしていても、歯には様々な汚れが付着し、それが虫歯や歯周病の原因になり、最終的には歯が抜けてしまう可能性もあります。

 

この記事では、歯のクリーニングがなぜ必要なのか、ご自身で行う歯磨きと歯科医院でのクリーニングの違い、歯科医院でのクリーニングの種類や効果など、歯のクリーニングに関する疑問を詳しく解説していきます。

 

年齢で見る歯の喪失

この図を見ると、歯の喪失は、年齢が高くなるほど進み、高齢者では歯のない人が多くなります。

2016年に行われた全国調査(歯科疾患実態調査)における一人あたりの歯の数(一人平均現在歯数)を年齢階級別に示したものです。

 

高年齢層ほど値が低く後期高齢者(75歳~)では、本来持っている歯の数(28本)の半数近くが失われています。

(後期高齢者で20本以上の歯を持つ人は46%です。)

参照:歯の喪失の実態/e-ヘルスネット

 

人の歯の本数はたったの28本

人の歯の本数は、親知らず4本を含めて全て生え揃うと32本になりますが、親知らずは生えなかったり、抜いてしまう場合もありますが、基本的には28本になります。

 

その歯が1本抜けてしまうだけでも、見た目や食生活に大きな影響が出てしまいます。

 

すでに歯が抜けてしまいお悩みの方は、こちらの記事もお読みください。

【30代でインプラント治療?】治療前に知っておくべきこと、メリット・デメリットを解説!

 

なぜ歯が抜けてしまうのか?

歯が抜けてしまう原因は様々ですが、大きく分けると以下の2つが挙げられます。

 

歯周病

歯周病は、歯を支えている歯周組織(歯槽骨、歯根膜、セメント質など)が細菌によって破壊される病気です。

 

歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けてしまい、歯がぐらついて最終的には抜けてしまうことがあります。

 

歯周病が進行する原因

プラーク(歯垢)の蓄積: 歯磨きが不十分な場合、歯にプラークがこびりつき、歯周病菌が繁殖しやすくなります。

 

歯周ポケットの形成: プラークが歯と歯肉の間に溜まり、歯周ポケットと呼ばれる隙間が形成されます。

この中に歯周病菌が入り込み、歯周組織を破壊していきます。

 

全身疾患: 糖尿病や免疫力の低下など、全身の病気も歯周病を悪化させる要因となります。

 

虫歯

虫歯は、歯の表面のエナメル質が細菌によって溶かされ、虫歯菌が歯の中に入り込んで歯髄(神経)まで達する病気です。

 

虫歯が進行すると、歯が大きく穴が開いたり、神経が死んでしまい、歯が弱くなってしまい、最終的には抜歯が必要になることがあります。

 

虫歯が進行する原因

食習慣: 糖分が多い食事や甘いものを頻繁に摂取すると、口の中の酸性度が高まり、歯の表面のエナメル質が溶けやすくなります。

 

歯磨き不足: 歯磨きが不十分な場合、歯にプラークがこびりつき、虫歯菌が繁殖しやすくなります。

 

歯の構造: 歯の溝や歯と歯の間など、歯ブラシが届きにくい場所に虫歯ができやすいことがあります。

 

歯を失わないために歯医者での定期検診が大切

歯を失うことは、生活の質を大きく変えてしまいます。

そうならないために日頃から歯のケアを心がけ、定期的にいく必要があるんです。

 

歯のクリーニングがなぜ必要?

歯に付着する汚れの種類

プラーク(歯垢): 細菌の集まりで、虫歯や歯周病の原因となります。歯ブラシで落とすことができます。

 

歯石: プラークが石灰化したもの。歯ブラシでは落とせません。

 

着色(ステイン): コーヒーやタバコのヤニなどによる着色。歯ブラシでは落としにくい。

 

バイオフィルム: 細菌が作り出す膜状の物質。歯ブラシでは落としきれません。
これらの汚れは、歯周病や虫歯、口臭の原因となります。

 

歯磨きだけでは落としきれない汚れ

毎日歯磨きをしていても、歯ブラシが届きにくい場所や、歯石などの硬い汚れは残ってしまいます。

 

これらの汚れは、歯科医院でのクリーニングでしか除去できません。

 

歯科医院のクリーニングは自分の歯磨きと何が違うの?

歯科医院のクリーニングでは、専用の器具を使って歯石や着色を徹底的に除去します。

また、歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間の汚れも丁寧に除去します。

 

歯科医院のクリーニングではどんなことをするの?

スケーリング: 歯石を除去する
着色除去: ステインやヤニを除去する
ブラッシング: 歯ブラシでは届きにくい場所の清掃
PMTC: バイオフィルムを除去し、歯の表面をツルツルにする

※PMTCってなに?
バイオフィルムを除去し、歯の表面をツルツルにすることで、虫歯や歯周病を予防します。

 

クリーニングはどれくらいのペースで行えばいいの?

歯の状態や生活習慣によって異なりますが、一般的には3ヶ月に1回が目安です。

保険治療でおおよそ3,000円〜5,000円程度になります。

 

まとめ

歯のクリーニングは、虫歯や歯周病を予防し、健康な歯を保つために非常に重要なものです。

未然に防いだり、早期発見することで、最小限の治療で大切な歯を守ることができます。

 

歯科医院でのクリーニングを定期的に受けることで、歯のトラブルを未然に防ぎ、いつまでも自分の歯で美味しく食事を楽しむことができます。

 

名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科では、歯科医師監修のもと歯科衛生士が丁寧にクリーニングを行います。

患者様のお口の状態に合わせて、最適な治療をご提案いたします。

 

クリニック情報

院長:竜 康弘
医院名:名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科
住所:愛知県名古屋市中村区椿町15番10号 名駅三交ビル2階
診療時間:10:00~20:00(最終受付19:30)
休診日:日曜日、祝日