【30代でインプラント治療？】治療前に知っておくべきこと、メリット・デメリットを解説！

こんにちは！

名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科 院長の竜です。

 

30代で歯を失い、インプラント治療を検討している方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、「インプラントは年齢を重ねてからするもの」「治療費が高い」といったイメージを持っている方もいるかもしれません。

 

今回の記事では、30代でインプラント治療を受ける人の割合や、インプラント治療のメリット・デメリット、そして30代でインプラント治療がおすすめできる人などを詳しく解説していきます。

 

インプラント治療を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

30代でインプラント治療を受ける人はどれくらいいる？

厚生労働省の調査によると、30台前後の年齢で歯を失った人の割合は、25～34歳が15%、35～44歳が23.6%となっています

https://www.mhlw.go.jp/content/10804000/001112405.pdf

 

歯を失う人が増える30代ですが、インプラント治療を選択する人は少ないようです。

 

30代でインプラント治療を受けるメリット

インプラント治療には、以下のようなメリットがあります。

 

自然な見た目

審美性が高い: 人工歯の色や形を自分の歯に合わせて作製できるため、周囲に気づかれにくい自然な仕上がりになります。

 

自信を持って笑える: 歯がないことで気になっていた笑顔に自信が持てるようになり、QOL（生活の質）の向上に繋がります。

 

しっかりとした噛み心地

しっかり噛める: 入れ歯のようにズレる心配がなく、硬いものも安心して食べられます。

 

味覚の変化が少ない: 口の中に異物感がなく、本来の味をしっかりと感じることができます。

 

長寿命

長期間使用可能: 正しいケアを行えば、10年以上使用できるケースも珍しくありません。

 

長期的なコストパフォーマンス: 入れ歯やブリッジと比較して、交換の頻度が少なく、結果的に経済的です。

 

残っている歯への負担が少ない

周囲の歯を傷めない: ブリッジのように、健康な歯を削る必要がないため、残っている歯の寿命を延ばすことができます。

 

歯周病予防: 歯周病の原因となる歯垢や歯石が溜まりにくく、歯周病予防に繋がります。

 

30代でインプラント治療を受けるデメリット

一方で、インプラント治療には以下のようなデメリットも考えられます。

 

高額な治療費

自由診療: インプラント治療は保険適用外のため、全額自己負担となります。

 

費用変動: インプラントの本数、使用する材料、治療の難易度によって費用は大きく変動します。

 

治療期間が長い

数ヶ月～1年: 手術、骨癒合、最終的な被せ物の装着など、一連の治療に数ヶ月から1年ほどの期間が必要です。

 

通院回数: 定期的に歯科医院に通院する必要があります。

 

外科手術のリスク

痛みや腫れ: 手術後、痛みや腫れ、出血などの症状が出ることがあります。

 

感染症: 手術部位に感染症が起こる可能性があります。

 

神経損傷: まれに、神経を傷つけてしまい、感覚が鈍くなることがあります。

 

インプラントの失敗: 骨との結合がうまくいかない場合や、インプラント体が破折することがあります。

 

定期的なメンテナンスが必要

定期的な検診: インプラント周囲炎を防ぐために、定期的な検診とクリーニングが必要です。

 

セルフケア: 歯ブラシや歯間ブラシを用いた丁寧なブラッシングが大切です。

 

30代でインプラント治療がおすすめな人

30代でインプラント治療がおすすめな人は、以下のような特徴を持つ方が多いです。

 

メンテナンスをしっかりできる人

定期的な歯磨き: 正しいブラッシング方法を習得し、毎日丁寧に歯磨きをする習慣がある方。

 

デンタルフロスや歯間ブラシの使用: 歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間を、デンタルフロスや歯間ブラシで清掃できる方。

 

歯科医院での定期検診: 3ヶ月～6ヶ月に一度、歯科医院で歯のクリーニングや検診を受けることができる方。

 

禁煙できる人

喫煙習慣がない: 喫煙は、インプラント周囲炎のリスクを高めるため、禁煙している方が望ましいです。

 

減煙を心がける: 喫煙を完全に止められない場合でも、減煙を心がけることで、インプラント治療の成功率を高めることができます。

 

コストパフォーマンスを重視する人

初期費用はかかるが、長期的な視点で費用対効果を考えられる方:インプラント治療は高額な初期費用がかかりますが、長寿命で、他の治療と比較して長期的なコストパフォーマンスが高いと考えられます。

 

定期的なメンテナンス費用も考慮できる方: インプラント治療後も、定期的なメンテナンス費用がかかります。

 

口の中全体の健康を意識する人

残存歯を大切にする: インプラント治療は、残っている歯に負担をかけずに、失われた歯の機能を回復させることができます。

 

口内環境の改善: 口腔内の衛生状態を良好に保ち、歯周病などの予防をしたい方。

 

見た目の美しさを重視する人

自然な笑顔を取り戻したい: インプラントは、自分の歯とほぼ変わらない自然な見た目を実現できます。

 

自信を持って笑いたい: 歯のことで悩まず、自信を持って笑顔で過ごしたい方。

 

自分の歯に近い感覚で食事を楽しみたい人

何でも美味しく食べたい: 入れ歯のように、食事中に外れてしまう心配がなく、どんな食事も美味しく味わいたい方。

 

発音が気になる方: 入れ歯のように発音が気になることがなく、快適に会話を楽しみたい方。

 

まとめ

30代でインプラント治療を受けるかどうかは、個人の状況や価値観によって異なります。

 

この記事で紹介したメリット・デメリットを参考に、歯科医師とよく相談し、自分に合った治療法を選びましょう。

 

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【大切なお知らせ】

この記事は、一般的な情報提供を目的として作成されたものであり、医療に関する専門的なアドバイスではありません。

 

治療に関するご質問は、必ず歯科医師にご相談ください。

 

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